革財布に使われている素材・色付け方法「顔料仕上げ」

革財布に使われている素材・色付け方法「顔料仕上げ」

革財布に使われている天然皮革の仕上げ色付け方法は、大きく「顔料仕上げ」と「染料仕上げ」二種類に分かれます。

 

「顔料仕上げ」

天然皮革の特徴として、革の段階で「傷」があります。

傷一つ無い天然皮革は存在しないといってよいでしょう。
生後間もないベビーカーフでも、傷は少なくなりますが、それでもやはり傷はあります。

 

ここで、この「傷を隠すか」、「傷を生かすか」の選択が行われます。
この選択は皮革の経年変化、エイジングに影響を及ぼす重要なポイントといえます。
「顔料仕上げ」は皮革の表面にペンキを塗る要領で色付けを行います。

 

傷を隠しますので、きれいな表面になります。
また、顔料仕上げはエイジングを起こしにくい特徴があります。
つまり、経年変化が起こりにくいのです。

 

実際には起こっているのですが、表面に塗るペンキが経年変化をうまく隠しているわけです。
傷も付きにくいため、購入時の状態にこだわる方や手入れの簡便さを求めている方には向いているといえます。
婦人用の製品によく使われている方法です。

 

日本の革製品は殆どがこの「顔料仕上げ」を採用しています。
ただ、革本来の風合いを生かす、楽しむとなると「顔料仕上げ」よりは「染料仕上げ」の方に軍配が上がります。
傷一つとっても、一見、爪で引っかいたような痕に見えますが、これこそ天然皮革の証ともいえます。
これを傷物の不良品とみなすか、天然皮革の味であると判断するかはユーザーの許容範囲の問題とも言え、難しいところです。

 


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