「バケッタ製法・ミネルバ・ボックス」とは?

「バケッタ製法・ミネルバ・ボックス」とは?

イタリアを代表する皮革として「ミネルバ・ボックス」を挙げる人も多いことでしょう。

 

イタリア北部からスイス、フランスに渡るアルプス地方で育った牛を原皮にして、イタリア・サンタクローチェ地方で10世紀もの長い歴史を持つ「バケッタ製法」と呼ばれる伝統的な製法で手なめし、手染めで仕上げた最高級素材です。

 

この「バケッタ製法」は加工に時間とコストがかかります。
植物タンニン100%でなめした牛革に牛脚脂(牛の脚から採れる良質のオイルのことです)をたっぷり加えていきます。
その後、「空ダイコ」と呼ばれる回転ドラムで自然な揉みシワ模様を革につけて仕上げられます。

 

牛脚脂は浸透しにくい特徴がありますが、その反面、使い込めば独特の色艶を持つようになります。
しかもオイルが抜けくいという良い面もあります。
とても手間のかかる「バケッタ製法」は、「バタラッシィ・カルロ社」によって行われており、イタリアのトスカーナ地方でもこのバタラッシュ社でしか出来ない製法です。

 

エイジング、経過変化が早く進む特徴があり、使い込むほどに色と風合いが出てくるのが、ミネルバボックスの特徴です。
琥珀のような樹脂状の透明感のある光沢が出てきますし、革自体が柔らかくなってきます。

 

タンニンなめしを施しているので、ナチュラルな風合いであり、時間をかけて染み込ませた牛脚脂がしっとりとしたソフトな手触りを与えてくれます。
「空ダイコ」による揉み加工で出来た不揃いなシボ模様も、革の豊かな表情作りに貢献しています。
二つと同じものがない、そんな革の表情を楽しむのも魅力といえるでしょう。

 

製造に時間をかけているだけあって、革の繊維が緻密に出来ており、粘り強く、耐久性が強いことも、ミネルバボックスの特徴の一つです。
かといって、ゴワゴワしているわけではありません。
逆にしなやかなので、使い方に合わせる形で革も柔らかく馴染んでいきます。

 

「マットーネ」と「ミネルバボックス」の違い

ココマイスターのロングセラーシリーズである「マットーネ」と「ミネルバボックス」との違いは、どちらもバダラッシ・カルロ社のバケッタ製法により作られる皮革であり、最終仕上げのところで違いが現れます。
マットーネはより光沢が強く、購入時の状態から艶やかな表情を楽しむことができます。

 

対照的にミネルバボックスは、最初はマットな印象を受けます。

 

使い込むごとに光沢を生み、艶やかな表情になるところは同じですが、マットなミネルバボックスだからこそ、内装にも使用して違和感を感じません。
ミネルバボックスは光沢を増しますが色味も深まるため、全面に使用し経年変化させたときの美しさは計り知れません。

「マットーネ」

 

「ミネルバボックス」


 

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